エポスカードのポイント還元率は0.5%と決して高くありません。
無料のクレジットカードなので仕方のない部分ではありますが、それでも他社クレジットカードと比べると見劣りしてしまいますよね…。
「ポイントが貯まらないんじゃな~」
「やっぱりエポスカードってメリットないの?」
もしかしたらこのように思うのではないでしょうか?
しかし、エポスカードにはポイント還元率の低さをカバーする特典が、きちんと用意されています。
この特典を使いこなすことで、エポスカードが他社クレジットカードよりも魅力的なカードとなることでしょう。
ということで今回の記事では、エポスカードでポイントを貯めるための賢い使い方を解説していきます。
また、ポイントに関する気になる疑問についても合わせて解説していきます。
ポイント還元率が低いからと言ってガッカリする前に、ぜひ今回の記事を読んでみてくださいね。
目次
エポスカードは特定の店でポイントアップ
特定の店でエポスカードを使うことで、ポイントをアップさせることができます。
「特定の店」といっても他社クレジットカードのようにごく一部の限られた店ではなく、幅広い店でポイントアップが可能です。
具体的にはエポスカードで次のようなポイントアップ特典が用意されています。
- たまるマーケットでポイント2~30倍
- 優待店の利用でポイント2~10倍
ではこれらについて詳しく見ていきましょう。
①たまるマーケットでポイント2~30倍
エポスカードの特典として、「たまるマーケット」というポイントモールがあります。
この「たまるマーケット」を経由して対象ショップを利用することで、対象ショップのポイントが2~30倍になります。
例えばどんなショップがポイントアップの対象なのか?具体的なショップをピックアップしてみました。
店舗 | ポイント倍率 |
楽天市場 | 2倍 |
Amazon | 2倍 |
Yahoo!ショッピング | 2倍 |
ヤフオク | 2倍 |
ベルメゾンネット | 3倍 |
iTunesStore | 3倍 |
タワーレコード | 4倍 |
ユニクロ | 4倍 |
セブンネットショッピング | 5倍 |
ニッセン | 5倍 |
Amazonファッション | 6倍 |
GAP | 7倍 |
グルーポン | 13倍 |
サントリーウエルネスオンライン | 25倍 |
楽天市場やAmazonなどメジャーなショップではポイント2倍が多いです。
他のショップの倍率と比べると低く感じるかもしれませんが、それでもエポスポイントが2倍になるので1%のポイント還元率になります。
また、他のショップについては3倍以上のポイントが付く場合も多く、これらのショップを利用する方ならかなりお得です。
対象ショップを利用することでエポスポイントが最大30倍、つまり還元率15%まで引き上げることもできます。
②優待店の利用でポイント2~10倍
エポスカードと提携する優待店でエポスカードを使うことで、ポイントが最大10倍になります。
ジャンル | 優待店 | ポイント倍率 |
レンタカー | タイムズ | 2倍 |
居酒屋 | 白木屋、魚民、笑笑、山内農場、千年の宴 | 5倍 |
カラオケ | シダックス、ビッグエコー | 5倍 |
ホテル | アパホテル | 5倍 |
このように対象の店舗でポイントが優遇されます。
これらの店舗は頻繁に使うことはないかもしれませんが、たまに利用した時にお得にポイントを貯めるのもいいかもしれないですね♪
ちなみにエポスカードではこういったポイント優待以外にも、割引特典も用意されています。
ポイント優待、割引特典などで幅広いお店でお得になる。それがエポスカードの特典の魅力です。
エポスカードでは一部電子マネーへのチャージでポイントが貯まる
エポスカードでは以下の電子マネーへのチャージでポイントが貯まります。
- 楽天Edy … 1,000円につき5エポスポイント
- au WALLET … 200円につき1エポスポイント
そしてこれらの電子マネーは利用金額200円につき1ポイントが貯まります。
つまり、エポスカードの電子マネーチャージによってポイントの二重取りが可能ということです。
- 楽天Edy … チャージポイント0.5%+利用ポイント0.5%=1%
- au WALLET … チャージポイント0.5%+利用ポイント0.5%=1%
このようにエポスカードと電子マネーを組み合わせることで、うまくポイントをアップさせることができます。
エポスカードで貯めたポイントの使い方
エポスカードはポイントがお得に貯まるというのがわかったところで、次はポイントの使い方について紹介します。
せっかくポイントが貯まっても使い方が限られていたらお得感がないですからね。ポイントの使い方もしっかりチェックしましょう。
エポスカードのポイントの使い方は次のようなものがあります。
- マルイの店舗・通販で使う
- エポスVisaプリペイドカードに移行
- ネット通販利用時のポイント割引に使う
- 商品券やギフト券に交換
- 他社ポイントに移行
- グッズに交換
- 寄付する
マルイで使えるのはもちろん、その他にもたくさんのポイントの使い方が用意されています。
ちなみに個人的におすすめなポイントの使い方は
- エポスVisaプリペイドカードに移行
- 他社ポイントに移行
この2つです。
ではこの2つを含んだ7つのポイントの使い方について見ていきましょう。
ポイントの使い方①:マルイの店舗・通販で使う
一番スタンダードなポイントの使い方ですね。エポスカードのポイントはマルイの店舗や通販で使うことができます。
ポイントは500ポイント以上で利用することができ、1ポイント単位で使うことが可能です。
ただ、マルイ店舗がある地域は限られてくるので、マルイを利用する人にしかおすすめできないポイントの使い方にはなってしまいます。
ポイントの使い方①:マルイの店舗・通販で使う
エポスカードのポイントはエポスVisaプリペイドカードに移行することもできます。
エポスVisaプリペイドカードは、全国のVisa加盟店でクレジットカードと同じように使えるので、使い勝手はかなりいいです。
先ほどのマルイでのポイント利用のように「500ポイント以上から利用可能」といった条件もありません。
1ポイントから移行でき、1ポイント単位で移行することができます。しかも移行手数料は無料。
ネットで移行手続きをすれば、即時反映されるのもありがたい部分です。
ちなみにエポスVisaプリペイドカードではAmazonギフト券を買うこともできます。
Amazonギフト券は15円分から買うことができるので、エポスポイントの端数を使いきる際にも便利です。
私も実際に使ているおすすめのポイントの使い方です。
ポイントの使い方③:ネット通販利用時のポイント割引に使う
エポスポイントはネット通販サイトでも使うことができます。例えば次のような通販サイトです。
- 楽天市場
- Amazon
- Yahoo!ショッピング
これらの通販サイトで500ポイント以上1ポイント単位で利用することができます。
しかもこれらの通販サイトは最初の方で説明した「たまるマーケット」の対象店です。
つまり、これらの通販サイトで買い物時にポイントを使い、さらにはポイントアップで2倍のポイントをもらえるということになります。
エポスポイントのお得な使い方の1つです。
ポイントの使い方④:商品券やギフト券に交換
エポスカードのポイントは商品券やギフト券に交換することも可能です。
しかも交換手数料は無料で、ポイントを1:1で移行することができます。
クオカードは使える店舗が多いのでおすすめです。
また、モンテローザやシダックスなどのサービス券に交換するのもおすすめです。
800ポイントを1,000円分のサービス券に交換することができます。
ポイントの移行レートがアップしているのがわかりますね。
こういった店舗を利用する方にはおすすめのポイントの使い方です。
ポイントの使い方⑤:他社ポイントに移行
エポスカードのポイントを他社ポイントに移行することも可能です。
ポイントの移行レートは以下のようになっています。
- マイルへの移行 … 1エポスポイント=1マイル
- その他ポイントへの移行 … 1エポスポイント=1円
ちなみに交換手数料は無料です。
おすすめはマイルへの移行。1マイルの価値が2円以上であれば、他のポイント使い道より断然お得です。
ポイントの使い方⑥:グッズに交換
エポスカードのポイントはグッズと交換することもできます。ここでしか手に入らないレアグッズなども手に入るかもしれませんよ♪
ただ、私は割引などのお得なものを選ぶ主義なので、グッズには交換しませんが…(笑)
こういったグッズとの交換も選択肢の1つとして考えるのも面白いですね。
ポイントの使い方⑦:寄付する
エポスカードのポイントは各種団体に寄付することもできます。
普段から応援している団体や気になる団体がある方は、ポイントを寄付するのもいいですね♪
エポスカードのポイントの使い方まとめ
エポスカードのポイントの使い方として以下の7つを紹介しました。
- マルイの店舗・通販で使う
- エポスVisaプリペイドカードに移行
- ネット通販利用時のポイント割引に使う
- 商品券やギフト券に交換
- 他社ポイントに移行
- グッズに交換
- 寄付する
数が多くてどのポイントの使い方を選べばいいか悩みどころですが、それだけエポスカードのポイントの使い方は充実しているということです。
そして嬉しいことに、どのポイントの使い道でもポイントを1:1かそれ以上のレートで使うことができ、しかも手数料無料でポイントを使うことができます。
ポイントの使い道に困ることもなく、お得にポイントを使うことができるので、安心してエポスカードを使うことができますね♪
エポスカードのポイント有効期限
エポスカードのポイントの有効期限は、ポイント加算日から2年間となっています。
最終ポイント加算日から2年間ではないので注意しましょう。
つまり、毎月獲得したポイントごとに有効期限があるということです。
(例)毎月6日にポイントが加算される場合
ポイント加算日 | ポイント有効期限 |
1月6日 | 2年後の1月5日 |
2月6日 | 2年後の2月5日 |
3月6日 | 2年後の3月5日 |
4月6日 | 2年後の4月5日 |
5月6日 | 2年後の5月5日 |
6月6日 | 2年後の6月5日 |
7月6日 | 2年後の7月5日 |
8月6日 | 2年後の8月5日 |
9月6日 | 2年後の9月5日 |
10月6日 | 2年後の10月5日 |
11月6日 | 2年後の11月5日 |
12月6日 | 2年後の12月5日 |
このように毎月獲得したポイントごとに、有効期限は2年間となるので注意しましょう。
ちなみにですが、エポスカードではポイントの有効期限を延長することができます。
ポイントの有効期限延長の詳細
- 3ヶ月以内に期限切れになるポイントが延長可能
- ポイントの有効期限が24ヶ月後まで延長される
通常のポイント有効期限より、さらに2年間も有効期限が延長されるエポスカードならではのサービスです。
ただ、実際はポイントの有効期限は気にしたくないのが本音だと思います。
そんな方は先ほどポイントの使い方のところで紹介した、「エポスVisaプリペイドカード」への移行がおすすめです。
エポスポイントを1ポイント単位で移行でき、しかもポイントの移行手数料は無料です。
エポスVisaプリペイドカードはコンビニやスーパーなど、全国のVisa加盟店ならどこでも使えます。これならポイントの使い道に困ることもありませんね♪
ちなみにですが、エポスカードの上位カードである
- エポスゴールドカード
- エポスプラチナカード
なら、ポイントの有効期限は無期限です。
これらのカードも後々は取得を目指すのもいいかもしれないですね。
エポスカードのポイント情報まとめ
エポスカードのポイント情報について解説してきました。最後に今回の内容をまとめます。
- エポスカードはポイントアップ特典を使うことで、還元率の低さをカバーできる
- ポイントモール「たまるマーケット」の利用でポイントが最大で30倍になる
- 優待店の利用でポイントが最大で10倍になる
- エポスポイントは使い道が豊富
- エポスポイントは移行レートがお得で、しかも手数料無料で移行できる
0.5%と決して高くはないエポスカードのポイント還元率。
しかし、ポイントアップを上手に使うことで、お得にポイントを貯めることができます。ポイントの使い道も困ることはありません。
さらにエポスカードの特典は何といっても充実の特典です。たくさんの優待店でお得な割引優待などが受けられます。
こういったお得な特典が付くとともに、ポイントも貯まりやすい。
エポスカードは年会費無料なのに、充実した内容のカードだというのがわかるかと思います。
エポスカードのお得な特典とポイント、この両方をぜひ使い倒してくださいね。