エポスカードは、普段VISA加盟店で買い物するぶんには、200円利用につき1ポイント(1円)と、ポイント還元率としては、全く普通のカードです。
ところがマルイ系に限らず、各種割引などの優待特典が多いところが、見逃せません。
今回はエポスカードの豊富でお得な優待特典について紹介していきます。
エポスカードの各特典を紹介
ではエポスカードの各特典について、見ていきましょう。
もしかしたら「無料カードでこれほど…?」と驚くかもしれません。
特典となる対象が多いだけでなく、親しみやすい店舗・サービスを中心に、実際におトクな割引内容を設定しているのがエポスカードです。

- 映画優待
- カラオケ割引
- レストランや居酒屋での割引
- レジャー施設での割引優待
- ミュージカルなどのチケット優待
- レンタカー割引
これらの特典について解説していきます。
①映画優待
イオンシネマ割引
「エポトクプラザ」で共通映画鑑賞券を購入の上、全国80以上のイオンシネマで使うと…
- 通常:大人1,800円
- エポトクプラザ経由:大人1,300円
と、何と500円もおトクに。
- ペアで一回映画を観た場合:合計1,000円
- 月一回映画を観る場合:年間6,000円
これだけトクになります。
ユナイテッド・シネマでの割引
こちらも全国30以上にあります。イオンシネマ同様で
- 通常:大人1,800円
- エポトクプラザ経由:大人1,300円
となります。
エポトクプラザを経由する
どちらの場合でも、エポトクプラザを経由することで割引になります。カード払いをして自動的に割引になるシステムではないので、ココだけ注意です。
その他の割引
- HUMAXシネマズ(成田、池袋、渋谷、横須賀):1,300円に割引
- ヒューマントラストシネマ有楽町:400円OFF
- チネチッタ、吉祥寺オデヲン、キネマ旬報シアター、天文館シネマパラダイス(鹿児島):300円OFF
- シネマスコーレ(愛知)、宮崎キネマ館:200円OFF
TOHOシネマズについて
シネマコンプレックスといえばTOHOシネマズも有名ですが、エポスカードの場合、TOHOシネマズはゴールドカード以上専用の「選べるポイントアップショップ」に入っており、ポイント3倍になります。
無料のエポスカードでは、料金を払えば0.5%の通常ポイントはつきますが、特別トクになりません。
②カラオケ割引
カラオケ店でとにかく強いのもエポスカードです。この分野では最強クレジットカードと見て、間違い無し。対象店舗は何と全国2,000以上です。
- シダックス:ルーム料金30%OFF
- ビッグエコー:ルーム料金30%OFF
- ジャンカラ:4名以上ルーム料金20%OFF、3名以上10%OFF
- カラオケ館:室料30%OFF
これらの基本特典が、何とカード提示だけでも受けられてしまいます。
そして、特にシダックスがスゴイです。シダックスでは以下のような特典が受けられます。
- フリープラン20%OFF(ルーム料金割引との選択制)
- ポイント5倍
- エポスポイント800円分を1000円分のクーポンに交換
シダックス特典の利用例
たとえば、一人あたり30分400円のルーム料金プランとすると、2時間1,600円ですね。これを4名で利用すると、6,400円に。
しかし、30%OFF(提示だけでも良い)によって4,480円となります。さらに、その分をエポスカード払いとすれば、112円相当のポイントまで付いてきます。
もちろんシダックスそのものでもおトクなプランを都度用意しているので、実際にはより格安で楽しめます。
③レストランや居酒屋での割引
レストランや居酒屋でも、エポスカードはなかなかの割引を誇ります。超高級店などよりは、親しみやすい店に対象が集まっています。
ファミリーレストランなどでは
- ロイヤルホスト:5%OFF
- PIZZA-LA:料理プレゼント(宅配のみ、2,000円以上の注文)
ロイヤルホストもPIZZA-LAも、カード提示のみで割引OKなのです。
ファミレスやピザ宅配というと、分量あたりの値段はお安めなものの、数名で利用すればトータルの額はかなりのものになりますね。エポスカードでまとめ払いし、節約です。
居酒屋では
- 魚民:ポイント5倍
- 笑笑:ポイント5倍
- 白木屋:ポイント5倍
このように、モンテローザ系の居酒屋ではポイント5倍が基本です。
居酒屋で、何人ぶんかまとめて1万円の支払いをした場合…
- 普通のVISA加盟店では50円相当のポイント
- モンテローザ系では、250円相当になるのです。
この他著名な居酒屋チェーンでも…
- 千年の宴:ポイント5倍
- 土間土間:500円OFFなど
ややお高めの店(1名の価格帯3-5,000円以上)の例を挙げてみても…
- カフェテラス&ビストロ・バー マークプレイス:20%OFF(ディナー)
- 銀ノ鯱(創作串焼き):20%OFF
- ワイン&ダイン「シュン」:20%OFF
などなど。
割引のメインは、あくまでも親しみやすい
- レストランチェーン(100店以上)
- 居酒屋(330店以上)
- デリバリー(140店以上)
ですが、それら以外でも、事前にエポトクプラザで調べておくとおトクです。
何しろ2,000以上の飲食店・飲食サービスがエポスによる割引対象。
仮にエポスカードの普段使いをしなくても、財布・カードケースに入れておくと圧倒的にトクできる場面があるのです。
④レジャー施設での割引優待
テーマパークなどレジャー施設での優待が多いのも、エポスカードの特徴です。
セレブしか縁のないようなリゾート等でなく、ごく一般の方が、年に何度か行きたくなるような施設が選ばれています。
テーマパーク・遊園地では20施設以上、水族館では10施設以上が対象となっています。
例としては…
施設名 | 特典内容 |
ハウステンボス | 1DAYパスポート5%OFF + 園内のレストラン3箇所で5%OFF |
よみうりランド |
【入園料】
【ワンデーパス】
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横浜・八景島シーパラダイス |
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富士急ハイランド | レンタカー+富士急ハイランドフリーパス優待 Sクラス5名、1名分6,604円→5,440円 |
サンシャイン国際水族館 |
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東京ディズニーリゾート | ゴールドカード以上の会員はポイント3倍(ホテル・イクスピアリ除く) |
たとえばハウステンボスでは、1DAYパスポートを通常購入すると、4,500円~6,900円。
家族で出向いた場合、パス料金と食費だけでも2-3万円になることは珍しくありません。そこからの5%引きは確実にトクです。
遊園地のワンデーパスあたりだと、学生などが数名で行った場合、「1人が一旦カードでまとめ払い」はあまり見かけないケースかも。
たとえ現金でめいめいからパス料金を貰ったとしても、カードの枠的に払いにくいことがありますね。
エポスカードでは「提示」で優待が多く、たとえばよみうりランドでは提示で5名までのグループが全員優待。こういった点でも現実的です。
※エポスのゴールドカードは、初年度5,000円、「1度だけ」の年間50万円以上利用で永年年会費無料になるカードです。こちらでは3種の店舗・サービスを任意に選んでポイントを3倍にできる「選べるポイントアップショップ」というプログラムがあり、その中に東京ディズニーリゾートがあるのです!
⑤ミュージカルなどのチケット優待
演劇・ミュージカルなどのチケット購入で優待があるのも、エポスカードです。
例を挙げてみますと…
ミュージカル 『屋根の上のヴァイオリン弾き』 |
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歌舞伎座 十二月大歌舞伎 |
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松任谷由実 帝劇コンサート |
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こちらはあくまでも一例(2017年秋冬)ですが、約20種類の公演が対象となっています。
⑥レンタカー割引
エポスカードでは、内外レンタカー利用での割引も受けられます。これに関しては比較的多くのクレジットカードで設けられるサービスですが、すべてのカード会社で割引等を行っているわけではありません。
【国内】
- タイムズカーレンタル : 対象車種について35%OFF
- オリックスレンタカー : 10%OFF
- トヨタレンタカー : 5%OFF
【海外】
- バジェットレンタカー : 5%OFF
- ハーツレンタカー : 10%OFF
- ダラー・レンタカー : 日本払い料金15%OFF/現地払い特別価格(割引率は変動)
タイムズでの割引は大注目ですね。
なお、案外知られていないところで、最近普及してきたVISAなどのプリペイドカードやデビットカードは、レンタカー利用に使えないケースが一部あります(信用情報を示すカードではないため)。
クレジットカードによるレンタカー利用入門にも、エポスカードはオススメです。
まとめ:エポスカードのお得な特典を使い倒そう!
エポスカードは、特典が実に充実したクレジットカードだとわかります。
「ポイント還元率が0.5%と平均的である」といっても、10~20%以上もの割引も多いとなれば、評価は大きく上がります。
実際、公式サイトやパンフレットのコピーでも、「街でおトク、ネットショッピングでおトク、マルイでおトク」という順番で並んでいるものがあります。
ここで言う「街」が各種優待特典に当たるんですね。
ぜひエポスカードのお得な特典を使い倒しましょう!