ここ最近改悪の動きが激しかったnanacoチャージですが、まさかヤフーカードにもその波が来てしまうとは…
2018年2月28日(水)の15時より、ヤフーカード(JCB)のnanacoチャージポイントが1%から0.5%に改悪されてしまいました。
- 改悪前:nanacoチャージ100円につき1ポイント
- 改悪後:nanacoチャージ200円につき1ポイント
※VISA、MasterCardについては今までnanacoチャージポイントの対象外でしたが、今回から0.5%ポイント付与の対象となりました。実質的な改善です。
nanacoチャージでポイントが貯まる数少ないカードの中でも、1%の高い還元率が売りだったヤフーカード。
nanacoチャージを使っていた方にとってはショックな出来事のはずです…
では改悪されたヤフーカードは使い続ける意味がないのか?また、上手い抜け道はないのか?
こういった部分が気になったので詳しく調べてみました。
今回の記事ではヤフーカードのnanacoチャージ改悪後について、詳しく解説していきます。
ヤフーカードnanacoチャージ改悪後の代替案
ヤフーカードのnanacoチャージ改悪ということで
「どうにか抜け道はないのか?」
「代替案はないのか?」
と思い調べてみた結果、最終的に代替案として次の2つが見つかりました。
- ANA JCBプリペイドカードを使ってnanacoチャージする
- nanacoチャージでポイントが貯まる別のカードを発行する
もし今後もnanacoチャージでポイントをもらいたいのであれば、これらの代替案を検討してみるのもありです。
ではそれぞれの代替案について解説していきます。
代替案①:ANA JCBプリペイドカードを使ってnanacoチャージする
ANA JCBプリペイドカードなら間接的にnanacoチャージポイントを獲得することができます。
具体的には次のような流れです。
- ヤフーカードからANA JCBプリペイドカードにチャージ(1%のポイント付与)
- ANA JCBプリペイドカードからnanacoにチャージ(ポイント付与対象外)
この流れでチャージすることで、今まで通りnanacoチャージで1%のポイントをもらうのと同じになります。
ちなみにANA JCBプリペイドカードは500円(税抜)の利用開始手数料が必要です。
ただ、キャンペーンでこの利用開始手数料は無料になっています。
利用開始手数料無料のキャンペーンは期間限定ですが、常にキャンペーン期間が延長されていくので、基本的にはいつでも利用開始手数料が無料になります。
ANA JCBプリペイドカードを使ったこの代替案は、今まで通り1%のnanacoチャージポイントがもらえるので、カード発行を検討してみてもいいかもしれないですね。
ANA JCBプリペイドカードはマイル還元率0.5%なので、お得なマイルカードとして利用することができますよ♪
代替案②:nanacoチャージでポイントが貯まる別のカードを発行する
もう一つの代替案はnanacoチャージでポイントが貯まる別のクレジットカードを発行するというものです。
ヤフーカードに代わるクレジットカードでnanacoチャージで1%以上のポイントが付くのは、リクルートカードのみとなってしまいました。※2018年5月時点
なので、ヤフーカードに代わるクレジットカードをお探しなら、リクルートカードの一択でOKです。
リクルートカードならどの国際ブランドでも、nanacoチャージで1.2%のポイントが付きます。
ちなみにリクルートカードでは国際ブランドによって、チャージポイント対象の電子マネーだったり、ETCカードの発行手数料が異なります。
VISA、MasterCard | JCB | |
チャージポイント対象の電子マネー | nanaco、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA | nanaco、モバイルSuica |
ETCカード発行手数料 | 1,000円+税 | 無料 |
この辺を考慮しながら国際ブランドを選んでみるといいでしょう。
ちなみに1点だけ残念なお知らせです。
2018年4月16日(日)より、リクルートカードでも電子マネーチャージが改悪になってしまいました…
リクルートカードの電子マネーチャージ改悪内容
- 電子マネーチャージでポイントが付くのは、チャージ金額30,000円まで
- 30,001円以上のチャージ分についてはポイントの対象外
- 30,000円の上限はnanacoだけでなく、他の電子マネーのチャージ金額も合わせた合計金額
この改悪には思わず私も「うわっ、マジか!?」と心の中で叫んでしまいました。
ただ、このような改悪があっても、nanacoチャージをするならやはりリクルートカードが一番おすすめです。その理由がこちら。
- nanacoチャージで1%以上のポイントがもらえるのはリクルートカードだけだから
- 他社カードのnanacoチャージだと、リクルートカードの半分のポイントももらえないから
改悪されてもなお、リクルートカードのnanacoチャージは他社よりも優れています。
私が他社カードに浮気せずにリクルートカードを使い続けているのも、こういった理由があるからなんですね。
nanacoチャージ用のクレジットカードとして、やはり今でもおすすめできるのがリクルートカードです。
おまけ:セブンカード・プラスもnanacoチャージにおすすめ
nanacoチャージでポイントが付くクレジットカードのおまけとして、セブンカード・プラスもおすすめしておきます。
セブンカード・プラスではnanacoチャージで0.5%のポイントが付きます。
これだけ聞くと「ヤフーカードの0.5%と同じでお得感がないじゃん!」と思うかもしれません。
しかし、セブンカード・プラスをおすすめする理由は、今後nanacoチャージ改悪の可能性が少ないと考えられるからです。
そもそもセブンカード・プラスもnanacoも、本家のセブンアンドアイが管轄しています。
セブンアンドアイとしては、セブンカード・プラスやnanacoを積極的に利用してもらって、自社の売り上げアップを目指したいはずです。
そのためにもセブンカード・プラスのnanacoチャージ改悪は、可能性としては低いと考えられます。
それに他社カードがnanacoチャージを改悪している中、セブンカード・プラスだけ改悪しなければ、他社カードからセブンカード・プラスへの切り替えもセブンアンドアイとしては期待できますからね。
こういった理由からもセブンカード・プラスのnanacoチャージ改悪は、可能性としては低いと考えられます。
ということでセブンカード・プラスについても、おまけとして紹介させていただきました。
ヤフーカードnanacoチャージ改悪情報まとめ
ヤフーカードのnanacoチャージ改悪情報について解説してきました。
そしてヤフーカードのnanacoチャージの代替案として、次の2つについても紹介しました。
- ANA JCBプリペイドカードを使ってnanacoチャージする
- nanacoチャージでポイントが貯まる別のカードを発行する
このような代替案を紹介しましたが、もちろんそのままヤフーカードを使い続けるのも1つの選択肢です。
nanacoチャージ以外のヤフーカードの通常ポイント還元率は1%なので、高還元率であることには変わりありません。
なのでヤフーカードを使い続けるかどうかは、その人の判断ということになります。
そのままヤフーカードを使い続けてもいいでしょうし、nanacoチャージにこだわるなら今回紹介した代替案を検討してみてもいいでしょう。
nanacoチャージならやはりリクルートカード
ちなみにnanacoチャージにこだわるなら、やはりおすすめはリクルートカードですね。
nanacoチャージでポイントが付くのは30,000円までと上限が設定されてしまいましたが、それでも他社カードと比べてnanacoチャージにはおすすめのカードです。
そして1.2%のポイント還元率はやはり大きいですね!
ヤフーカードと比べるとたかだか0.2%の差と思うかもしれませんが、この0.2%の差がジワジワ効いてきます。
それにリクルートカードはポイントの取りこぼしも少ないんですよね。
- リクルートカード … 月のカード利用額合計に対して100円ごとに1.2%のポイント
- ヤフーカード … 毎回のカード利用ごとに100円に対して1%のポイント
毎回のカード利用ごとに端数が切り捨てられるヤフーカードはなかなかの悪魔です…
ブラックな券面が悪魔に見えてきました(笑)
それに対してリクルートカードなら端数の切り捨てが月に1回で済みます。
ポイントの取りこぼしが少ないという点でリクルートカードはおすすめです。
ヤフーカードはそのまま使い続けてももちろんOKですが、今後を見据えてリクルートカードを持っておのもいいかもしれません。
ただ、リクルートカードは想像以上にポイントが貯まるので、私みたいにポイント中毒にならないように注意してくださいね!(笑)