セブンカード・プラスにはnanaco一体型と紐付型の2つのタイプが存在します。2つのタイプが存在するということは、当然
「どっちのタイプがおすすめなの?」
「それぞれのメリット・デメリットは?」
といったことを疑問に思いますよね。
せっかく選ぶなら、やはり便利でお得な方を選びたいはずです。
ということで今回の記事では、セブンカード・プラスのnanaco一体型と紐付型の違いについて詳しく解説していきます。
ぜひ自分に合ったタイプのセブンカード・プラスを選んでみてくださいね。
セブンカード・プラスnanaco一体型と紐付型の違い
まず最初にnanaco一体型と紐付型はどう違うのか?ということで一覧表で比較してみます。
一体型 | 紐付型 | |
nanacoモバイル | 非対応 | 対応 |
クイックペイ | 非対応 | 対応 |
クレジット更新時のポイント引き継ぎ | 引き継がれない | 引き継がれる |
手持ちのnanacoとの紐付け | 不可 | 可能 |
これを見てもわかるように、nanaco紐付型のセブンカード・プラスの方がメリットが多くなっています。
なので先に結論を言ってしまえば、おすすめはnanaco紐付型のセブンカード・プラスです。
ではnanaco一体型と紐付型の違いについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
違い①:紐付型はnanacoモバイル対応
セブンカード・プラスのnanaco紐付型はnanacoモバイルに対応しています。逆にnanaco一体型はnanacoモバイルに対応していません。
nanacoモバイルとは手持ちのスマートフォンやおサイフケータイで、nanacoの機能を利用できるサービスのことです。※iPhoneはnanacoモバイル非対応
nanacoモバイルのメリットとしては、以下のようなものがあります。
- 入会金が無料
- nanacoカードを財布に入れる必要がない
- 財布に入れないので他の電子マネーと干渉する心配がない
財布の中はスッキリしていた方がもちろんいいですよね。
nanacoモバイルなら、nanacoカードを財布に入れる必要がないので、財布の中がスッキリします。
ちなみに「他の電子マネーと干渉する心配がない」というメリット、これは
- nanaco
- Suica
- WAON
などの電子マネーを財布の中にまとめて入れた時に、互いに干渉してエラーが発生するのを防ぐというものです。
nanacoモバイルを使うということは、財布の中にnanacoカードを入れる必要がなくなるということですから、当然他の電子マネーとの干渉はありません。
それに対しnanaco一体型の場合はどうか?
一体型のnanacoカードを財布の中に入れることになりますので、もし他の電子マネーも一緒に入れていたら、干渉する可能性は出てきます。
複数枚の電子マネーを財布の中に入れている人は、そこまで多くないとは思いますが、当てはまる人なら注意は必要です!
違い②:紐付型はクイックペイに対応
セブンカード・プラスのnanaco紐付型はクイックペイに対応しています。逆にnanaco一体型はクイックペイに対応していません。
クイックペイとは?
クイックペイとは後払い式の電子マネーサービスのことです。
レジにて「クイックペイで」と言って支払いをして、代金は後日クレジットカードの請求分と一緒に引き落とされます。
セブンカード・プラスの場合、nanacoカードでクイックペイ払いができます。
ではクリックペイにはどんなメリットがあるのか?ということでまとめたのがこちらです。
クイックペイのメリット
- チャージ不要で使える
- 後払い式だから残高を気にする必要がない
- クレジット払いよりも会計がスムーズ
- クイックペイ加盟店で利用できる
こういったメリットがクイックペイにはあります。
ただ、セブンカード・プラスのクレジット払いと比べて、このクイックペイ払いはそこまでメリットはありません。
理由としてはこちら。
- クイックペイ払いでもクレジット払いでも、結局は後から料金が請求される
- クレジット払いでも会計は十分スムーズ
- クイックペイ払いでもクレジット払いでも、ポイント還元率は変わらない
なので、クイックペイが利用できる・できないというのは、nanaco一体型と紐付型を選ぶ基準から外しても特に問題はありません。
違い③:一体型はクレジット更新時にポイントが引き継げない
これが一体型か紐付型かを選ぶうえで、一番重要なポイントかもしれません。
nanaco一体型のセブンカード・プラスは、クレジット更新時にnanacoポイントの引き継ぎができません。
公式サイトにもこのように書かれています。
セブンカード・プラス(nanaco一体型)の場合、nanaco番号が変わるため、更新後のカードにnanacoの残高は引き継がれません。残高を全て使い切ってからカードにハサミを入れ破棄してください。
つまり、クレジット更新で新しいセブンカード・プラス(一体型)が届くことで、手元には2枚のnanacoカードが存在するということになります。
当然2枚のnanacoカードはnanaco番号が違いますので、全くの別カード扱いです。
なので古い方のnanacoカードは、ポイントを使い切らないといけません。
また、nanacoカードが新しくなるということで、新たにnanacoの会員サイトでカード情報の登録も必要になります。
こういった点もnanaco一体型のデメリットです。
違い④:紐付型のみ手持ちのnanacoと紐付けが可能
もし今現在nanacoカードをお持ちなら、紐付型のセブンカード・プラスのみ、nanacoカードとの紐付けが可能です。
一体型のセブンカード・プラスではすでにnanacoが紐付けされているので、手持ちのnanacoカードと紐付けすることはできません。
なので今現在nanacoカードをお持ちの方なら、紐付型のセブンカード・プラスをおすすめします。
セブンカード・プラスnanaco一体型と紐付型の違いまとめ
セブンカード・プラスのnanaco一体型と紐付型の違いを比較してきました。
最後に一体型と紐付型のメリット・デメリット、おすすめできる人・できない人などをまとめます。
nanaco一体型のメリット・デメリット
nanaco一体型のメリット
- カード枚数が少なくて済む
nanaco一体型のデメリット
- nanacoモバイルやクイックペイが非対応
- カードを財布に入れた時に他の電子マネーと干渉する可能性がある
- クレジット更新時にポイントが引き継げないので、古いnanacoカードのポイントは使いきる必要がある
- クレジット更新時に新しいnanacoカードの情報を登録しないといけない
- 手持ちのnanacoカードと紐付けできない
nanaco紐付型のメリット・デメリット
nanaco紐付型のメリット
- nanacoモバイルやクイックペイに対応
- クレジット更新時にポイントが引き継がれるので手間がない
- 手持ちのnanacoと紐付けできる
nanaco紐付型のデメリット
- カード枚数が増える
まとめ:一体型と紐付型を選ぶポイント
最後に今までの内容を踏まえて、nanaco一体型と紐付型がおすすめな人をまとめます。
nanaco一体型がおすすめな人
- カード枚数を少なくしたい人
nanaco紐付型がおすすめな人
- nanacoモバイルやクイックペイを利用したい人
- クレジット更新時にポイントがそのまま引き継がれる方がいいという人
- 手持ちのnanacoと紐付けしたいという人
nanaco一体型と紐付型を比較すると、メリットが多いのは紐付型の方です。
逆にnanaco一体型はカード枚数が少なくてすむというメリットはあるものの、デメリットの方が多いのがわかったかと思います。
そして、nanaco一体型のデメリットの中でも特に、以下のデメリットはちょっと面倒です…
- クレジット更新時にポイントが新しいカードに引き継がれない
- クレジット更新時に新しいnanacoカードの情報を登録しないといけない
なので結論としては、特に理由がない限りnanaco紐付型のセブンカード・プラスをおすすめします。
もちろん「カード枚数は少ない方がいい」というのであれば、nanaco一体型のセブンカード・プラスでもOKです。
ただ、一体型と紐付型のどっちがいいかで悩まれてるなら、nanaco紐付型のセブンカード・プラスを選んではどうでしょうか?
それぞれのカードタイプのメリットを考えながら、自分に合ったカードタイプを選んでみてください。